ベンダガイドライン

ベンダガイドライン #

本ガイドラインは Actcast でアプリケーションを配信する方に向けて書かれています。

Actcast のではエッジデバイス向けのアプリケーションを配信することができます。 配信するアプリケーションは以下のガイドラインに沿ったものである必要があります。 全ての項目に必ず目を通してください。 内容について不明な点がございましたら contact@actcast.io までご連絡下さい。

安全性 #

不適切なコンテンツ・用途 #

アプリケーションの出力や表示、説明文書等に不適切なコンテンツを含める事はできません。 また、不適切な用途での利用を目的とするアプリケーションの配信も行うことはできません。 以下がその例です。

  • 他者に危害、損害を加えるもの
  • 特定の個人またはグループに対する差別的なもの
  • 性的なもの、猥褻なもの
  • 武器や危険物の使用を助長するもの

知的財産 #

アプリケーションやメタデータ、その開発過程等において他者の知的財産を侵害しないで下さい。 また、他者の知財を利用している際には必要なライセンス表示を適切に行って下さい。

プライバシー、不正行為 #

アプリケーションが利用する・収集するデータに個人情報や取扱いに注意が必要な情報が含まれる得る場合には、その内容や取扱方法について分かりやすく正確に説明文書に記載して下さい。 また、アプリケーションを利用する際やアプリケーションを動作させるデバイスを設置する際に、ユーザが行わなければならない事についても記載してください。 以下がその例です。

  • デバイスを設置する場所に必要な掲示物や Web での告知内容

Actcast 利用規約で禁止されている動作や、説明文書でユーザに告知されていない動作を行うアプリケーションを公開する事は許可されません。

品質 #

動作 #

出来るだけデバイス側で情報の解析や集計を行い、必要最小限のデータのみを送信するように実装して下さい。 必要のない情報の送信はプライバシー侵害等のリスクを高める上、通信料金を増大させ Cast 先のサービスへの負荷を高めます。 高頻度で大量のデータを送信するアプリケーションは強制停止される場合がありますので注意してください。

説明文書 #

アプリケーションのユーザが正しく理解出来るように、説明文書は丁寧に作成して下さい。

以下に説明文書に記載するべき内容の例を上げます。 必須項目については、外部文書へのリンクにせず説明文書内に記載してください。

  • 必須項目
    • アプリケーションの挙動
    • 送信されるデータの内容や形式
    • デバイスが満たすべき要件
      • ハードウェアのモデル
      • カメラ等の必要な周辺機器
      • 動作確認済みのデバイス・周辺機器の組み合わせ
    • その他利用にあたってユーザが注意すべき事
    • ベンダへの問い合わせ窓口
  • 推奨項目
    • 想定されるデバイスの設置の仕方。図や画像等を用いて分かりやすく説明をしてください。
    • 動作デモ動画等へのリンク
    • 想定されるユースケース
    • 想定される Cast の利用例
    • アプリケーションを利用するチュートリアル
    • 利用事例

動作テスト #

アプリケーションの公開前に動作テストを行って下さい。 実際のデバイスを使用し、想定される利用状況、利用環境での動作確認と試験を行って下さい。 また、アプリケーションの設定についても様々な値で動作確認を行って下さい。 Cast 等によりインターネットと連携するアプリケーションについては、そちらの動作テストも行って下さい。 以下が、テストすべき項目の例です。

  • ドキュメントに記載通りの動作を行う事
  • エラーで停止したり、無限ループに陥ったりしない事
  • サーバーに高い負荷を掛ける、高頻度・大量の Act Log の送信が行われない事
  • Cast 先のサービスの正常に連携できる事

法的要件 #

Actcast のアプリケーションが、それが使用される地域のあらゆる法律要件に準拠しているか否かを確認するのはアプリケーションユーザの義務となります。 ベンダはユーザが法的要件について判断できるように、アプリケーションやベンダ自身についての情報を正確に提供する必要があります。


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