macOS, Linux で ai cast をセットアップする

通常のデバイスセットアップ手順を参考に、 Step 2 設定ファイルの生成 まで完了していることを前提に進めます。

rpiboot のインストール

rpiboot(usbboot) をビルドします。ターミナルを開いて以下のコマンドを実行してください。

macOS

git clone --recurse-submodules --shallow-submodules --depth=1 https://github.com/raspberrypi/usbboot
cd usbboot
brew install libusb
brew install pkg-config
make

Linux

sudo apt install git libusb-1.0-0-dev pkg-config build-essential
git clone --recurse-submodules --shallow-submodules --depth=1 https://github.com/raspberrypi/usbboot
cd usbboot
make

PC に ai cast を認識させる

ai cast 本体側面にある BOOT スイッチを ▽ の指す方向へ切り替えます。
ai cast 背面の USB-A 差込口と PC を USB ケーブルで接続します。
ai cast 用電源ケーブルを ai cast 本体に接続します。
rpiboot をビルドしたディレクトリで sudo ./rpiboot -d mass-storage-gadget64 を実行します。実行後、PC に外部ドライブとして認識されたら完了です。

動作しない場合は rpiboot の README を参照して下さい。

OS イメージの書き込み

通常のデバイスセットアップ手順を参考に、 Step 3 SDカードへのOSイメージの書き込み を実行することで ai cast に OS イメージを書き込むことができます。この時、rpiboot を使って外部ドライブとして認識させた ai cast を書き込み先として選択します。
Step 4 設定ファイルの配置 が完了後、安全なデバイスの取り出しを行い、ai cast 本体から電源ケーブルと USB ケーブルを抜いて下さい。
ai cast 本体側面にある BOOT スイッチを ▽ の指していない方向へ切り替え、再度電源を入れてください。
セットアップが完了すると、 Actcast のデバイス一覧画面に新しいデバイスとして表示されます。

最終更新日 2025/04/16