.actdkignore
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概要 #
通常 actdk build
は app
ディレクトリ配下のすべてのファイル・ディレクトリを Actcast アプリイメージの中にコピーします。
.actdkignore
は.gitignore
のようにパターンに従ったファイル・ディレクトリを Actcast アプリイメージに含めない方法を提供します。
利用可能なパターンは gitignore の man ページ を御覧ください。
.actdkignore
ファイルは必ずアプリイメージから除外されます。
使い方 #
例を通して使い方を見ていきます。app
ディレクトリの中身が以下の場合を考えます。
app
- main
- healthchecker
- subdir
- .git
- Makefile
- FILE_A.c
- FILE_A.o
- FILE_B.c
- FILE_B.o
- libsubdir.so
我々は subdir
ディレクトリの libsubdir.so
のみ利用します。何もファイルを追加しなければ subdir
ファイルに無駄なファイルがアプリイメージに含まれることになります。
ファイルを削除できればいいですが、 git submodule などを利用していると無駄なファイルを削除することも煩わしいでしょう。
その場合、2 通りの対策が考えられます。
app
ディレクトリに.actdkignore
を追加subdir
ディレクトリに.actdkignore
を追加
app
ディレクトリに .actdkignore
を追加する場合、以下のように書くことで libsubdir.so
以外のファイルを除外します。
/subdir
!/subdir/libsubdir.so