設置作業 #
設置業者の前準備 #
- デバイスをキッティング業者から受け取る
- 無線 LAN を用いる場合、設置現場の無線 LAN アクセスポイントの情報(SSID / Password) を正確に共有してもらう
- キッティング業者と緊急用 Wi-Fi の情報(SSID / Password) を共有してもらう
- 用意する機材
- 緊急用 Wi-Fi として使うためのポータブル Wi-Fi ルータ
- Wi-Fi に接続できない場合にトラブルシューティングのためスマートフォン・ノート PC など Wi-Fi に接続できる機器
- micro SD カードを現地で書き換えるためのノート PC と micro SD カードを接続するための具材
- トラブルシュートのためのポータブル HDMI ディスプレイとそれに接続するためのケーブル
- 設置現場でデバイスの不良が明らかになった場合に備えたデバイスの予備
設置で行うこと #
設置作業で行うべきことは以下の通りです。
- デバイスを所定の場所に設置・配線接続
- デバイスが Actcast の Web 画面から Found になったことを確認
- 画角調整・確認
- ピント調整
- Act の設定で調整するべきパラメータがあれば調整
物理的な設置については割愛します。
画角の確認には TakePhoto が便利です。
無線 LAN 接続できない場合 #
デバイスが無線 LAN 接続できない場合、原因の切り分けが必要です。
- Wi-Fi の情報が正しいか
- スマートフォン・PC などで設置現場の Wi-Fi に接続できるか確認
- 出来ない場合、Wi-Fi の情報が間違っている可能性が高い
- スマートフォン・PC などで設置現場の Wi-Fi に接続できるか確認
- デバイスが無線 LAN 接続できるか
- 設置現場の Wi-Fi に デバイスが接続できる性能があるか 確認
- デバイスのモデルによって 無線モジュールの 有無は異なる
- デバイスによって接続できる無線 LAN の帯域(2.4 GHz / 5 GHz) は異なる
- 設置現場の Wi-Fi に デバイスが接続できる性能があるか 確認
- SSID / Password の設定は正しいか
- 現場に有線 LAN ケーブルがあれば有線で、なければ緊急用 Wi-Fi を用いてデバイスをインターネットに接続させる
- 緊急用 Wi-Fi を用いてもデバイスがインターネットに接続できない場合、手動で micro SD カードの中身を書き換える
- 正しい設置現場の Wi-Fi の SSID / Password を Actcast Web 画面から設定し直す
- 現場に有線 LAN ケーブルがあれば有線で、なければ緊急用 Wi-Fi を用いてデバイスをインターネットに接続させる
- 電波強度の問題かどうか
- 設置する場所ではなく、ルータ近くなど別の場所なら接続できるか
- デバイスの故障かどうか
- ディスプレイを接続し、何か画面に映るかどうか
- Raspberry Pi を交換し Actcast Web から Found になるか確認
micro SD カードの交換を行った場合、Actcast Web 画面から Tag と Device Name を書き換える必要があります。 交換元の micro SD カードと対応するデバイスを Actcast Web 画面から見つけ、同じものをコピーします。