アプリケーション販売と利用料・手数料

アプリケーション販売と利用料・手数料 #

Vendorであるグループは有料アプリケーションを作成して販売できます。 その際に開発ベンダに請求される利用料・手数料が存在します。

有料アプリケーションの登録と販売 #

前提条件 #

アプリを販売したい場合は以下の条件を満たす必要があります。

  • グループがVendorであること
    • 確認方法: サイドメニュー上部に表示されるグループ ID 部分に(VENDOR)と表示されている
  • クレジットカードを登録していること

Full Vendor

グループが Vendor でない場合はVendorへの昇格に沿って昇格してください。

Act 作成画面内ではアプリ販売者情報としてグループ名が表示されます。 そのため、アプリを公開する前にグループ名を適したもの(会社名など)に変更してください。

Tier #

Vendorとなったグループは、Actcast でアプリを新規作成する際に無料(Free)以外の価格を選択できるようになります。 Actcast では、以降に示す価格表から Tier と呼ぶ価格レベルを選択することによってアプリの価格を設定します。

アプリ作成時に Tier と共に表示される価格はアプリ作成時点での参考値です。 Tier は為替変動などの要因で改定される可能性があります。

現在、各 Tier の価格は以下のようになっています。

TierJPYUSD
0¥0$0
1¥5$0.05
2¥10$0.10
3¥15$0.15
4¥20$0.20
5¥25$0.25
6¥30$0.30
7¥35$0.35
8¥40$0.40
9¥45$0.45
10¥50$0.50
11¥60$0.60
12¥70$0.70
13¥80$0.80
14¥90$0.90
15¥100$1.00
16¥120$1.20
17¥140$1.40
18¥160$1.60
19¥180$1.80
20¥200$2.00
21¥240$2.40
22¥280$2.80
23¥320$3.20
24¥360$3.60
25¥400$4.00
26¥500$5.00
27¥600$6.00
28¥700$7.00
29¥800$8.00
30¥1,000$10.00
31¥1,500$15.00
32¥2,000$20.00
33¥2,500$25.00
34¥3,000$30.00
35¥3,500$35.00
36¥4,000$40.00
37¥4,500$45.00
38¥5,000$50.00
39¥6,000$60.00
40¥7,000$70.00
41¥8,000$80.00
42¥9,000$90.00
43¥10,000$100.00
44¥15,000$150.00
45¥20,000$200.00
46¥25,000$250.00
47¥30,000$300.00
48¥35,000$350.00
49¥40,000$400.00
50¥45,000$450.00
51¥50,000$500.00

有料アプリ登録 #

無料アプリと同様に、サイドメニューのVendor Consoleから作成できます。 アプリケーション設定項目のPriceFree以外の Tier を設定してください。

New paid application

Priceは登録後は変更できません。

利用料・手数料 #

開発中アプリケーションの利用料金 #

開発中アプリケーションとは、自身のグループで作成したアプリケーションのことです。 開発中のアプリケーションであっても、実際に運用できるアプリケーションと同等の機能をもつため Actcast の利用料金が請求されます。

開発中アプリケーションの 1 日あたりの利用料金は、アプリケーションに設定された価格によらず、Tier 18 に設定されている金額です。 自身が作成したアプリケーションの利用であれば、リリースしているアプリケーションでも、開発中アプリケーションとしての料金となることに注意してください。

各 Tier の現在の金額についてはTierをご覧ください。

アプリ配信手数料 #

リリースしたアプリケーションが他のグループに利用されると、ベンダはアプリケーションを利用したグループから利用料金を受け取ることができます。 このとき、Actcast は一定金額をアプリ配信手数料として徴収します。

アプリケーションの公開範囲とアプリケーションの価格によって、手数料の単価や徴収の方法が変わります。 単価に対してアプリケーションの利用数を乗じた金額がアプリ配信手数料となります。利用数の計算方法は料金をご覧ください。

アプリケーションの公開範囲アプリケーションの価格手数料の単価徴収方法
全体公開Tier 6 以下Tier 2クレジットカードへ請求
全体公開Tier 7 以上アプリ価格の 30% (端数切り捨て)利用料金から差し引き
限定公開Tier 26 以下Tier 18クレジットカードへ請求
限定公開Tier 27 以上アプリ価格の 30% (端数切り捨て)利用料金から差し引き

各 Tier の現在の金額についてはTierをご覧ください。 なお、端数処理は最小通貨単位未満に対して行われます。最小通貨単位は、日本円は円、US ドルはセントとなります。

インフラ利用料 #

インフラ利用料はアプリケーションが Actcast のインフラを利用することによって発生する料金です。 インフラの利用料金が発生する場合は、アプリケーションを作成した ベンダに対して 請求します。 開発中のアプリケーションや、無料のアプリケーションについてもインフラ利用料の対象となることに注意してください。

現在、インフラ利用料には以下の項目があります。

  • アプリケーションが出力した Act Log のサイズに対する従量課金 (2021 年 2 月 1 日(UTC)からの適用)

インフラ利用料 / Act Log の料金 #

2023 年 12 月 1 日 (UTC) 以降に送信された Act Log については原則請求しません。 ただし、大量の Act Log を定常的に検知した場合には、Act Log の送信量を削減するよう改善を求めることがあります。改善が見られない場合は以下の計算式で決まる料金を請求します。

ひと月内(UTC で判定)の、アプリケーションごとかつデバイスごとの Act Log の合計サイズで料金が決まります。 1GB (1024×1024×1024 byte) までは無料です。 1GB を超過した分については 50MB (50×1024×1024 byte) ごとに Tier 1 の金額を上限として請求します。

簡単な例を挙げます。 アプリケーション X の Act として P, Q、アプリケーション Y の Act として R があるとします。 月内で次のような Act Log の送信があったとします。

  • デバイス A が Act P から 1.23GB、Act Q から 0.27GB
    • アプリケーション X から 1.23GB + 0.27GB = 1.5GB, 超過分 0.5GB, 50MB × 10
  • デバイス B が Act P から 1.21GB、Act R から 1.29GB
    • アプリケーション X から 1.21GB, 超過分 0.21GB, 50MB × 4 (端数切り捨て)
    • アプリケーション Y から 1.29GB, 超過分 0.29GB, 50MB × 5 (端数切り捨て)
  • デバイス C が Act P から 0.9GB
    • アプリケーション X から 0.9GB, 超過分無し

この月の場合は合計で (Tier 1 の金額) × 19 (= 10 + 4 + 5) の料金が アプリケーションのベンダに かかります。

Stripe の手数料 #

アプリケーションの利用料金はVendorとなったグループに紐付けられている Stripe アカウント上で決済するため、Stripe の手数料が別途発生します(例: 日本の Stripe アカウントでは決済額の 3.6% (端数四捨五入))。

詳細はStripe の料金体系をご覧ください。

決済時の通貨変換 #

決済に利用される通貨は、アプリケーションを利用したグループのクレジットカード情報により決定されます。その通貨とご利用の Stripe アカウントに登録された銀行口座の通貨が異なる場合、決済時に Stripe が決定するレートでの通貨変換が行われます。また、その際、Stripe の通貨変換手数料が発生します。

詳細はStripe の通貨変換に関するドキュメントをご覧ください。


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